こんにちは。
システムエンジニアのこむぎです。
これを読むと
・フリーランスエンジニアとは
・フリーランスエンジニアの案件商談は何をするか
を知ることができます。
フリーランスエンジニアとは
フリーランスエンジニアとは、会社に所属することなくシステムエンジニアとして働く人のことです。
会社員であれば、会社が仕事を用意してくれるので、自分で仕事を探す必要はありません。
一方でフリーランスエンジニアの場合は、仕事を用意してくれる存在はありません。
自分で仕事を獲得する必要があります。
仕事が手に入って仕事を始められなければ、収入はありません。
フリーランスエンジニアの案件商談とは
フリーランスエンジニアは、案件を参画する際に企業側の担当者と商談をする必要があります。
商談でお互いの希望や条件からエンジニアと案件が合っているかを双方で判断します。
エージェントを利用していると、商談の手配をしてもらうことはできますが、商談のときは自分で話をしないといけません。
エージェントはサポートをしてくれますが、実際に参画するのは本人であり商談時も話すのは本人です。
なので、商談の際には事前に準備しておきたいですよね。
なので、フリーランスエンジニアが案件の商談をする流れや事前に必要な準備をまとめていきます。
以下の内容は、私が実際に行った商談の内容なので、全ての場合に同じとは限りません。
エージェントを利用する場合は、エージェント側の担当者に確認してみてください。
商談の流れ
1. 企業側担当者から案件の紹介
まず、企業側から案件の紹介があります。
どのようなシステムを開発するのかや開発環境、メンバー構成などまでさまざまなことについて説明を受けます。
聞きなれない用語などの言葉が出てきてあまり理解できないこともあるかと思います。
でも、わからないことだと諦めないようにしましょう。
商談の後半で企業側から、案件の内容や担当する作業で気になったことや興味がある分野はどれかと質問される場合があります。
私は、案件紹介時の説明に関する質問をされたことがあります。
そんな時のために、きちんと内容を聞いておく必要があります。
きちんと理解できているかわからなくても、わかる範囲で答えることで興味があることを示すことができます。
2. エンジニア側が経歴やスキルの紹介
ここでは、エンジニアがメインで話します。
これまで、担当したフェーズや言語など自分の経歴を紹介します。
商談時には、スキルシートが既にできている状態で、企業側の担当者にもスキルシートは共有されていると思うので、スキルシートに沿って紹介していきましょう。
スキルシートで、商談する案件に近い経験や、1番アピールしたい案件を説明しましょう。
紹介する案件は1つから3つ程度がいいと思います。
だいたい5分もあれば説明が完了するような感覚で問題ないと思います。
このパートは自分が話す部分で、他の人と会話をしたり、他の人が話をしてきたりすることはありません。
自分がひたすら話すという感じです。
1人が話している状態に慣れないと思いますが、他にも話を挟む人もいないので自分のペースで落ち着いて話ましょう。
ここで話した内容について、商談の後半で質問がきます。
そのためには、ゆっくりでもいいので間違ったことを言わないように注意しましょう。
3. 案件担当からエンジニアへの質問
エンジニアからの経歴紹介が終わったところで、企業側からの質疑応答が行われます。
自分が話した経歴について、詳しく知るための質問がメインです。
どのくらいの規模のシステム開発を行なったのかや、開発時に心掛けていたことなど考え方を質問してくる場合もあります。
無理やり丁寧な言葉にしたり、取り繕った言葉ばかりで話していると、お互い緊張感がうまれてしまったり、言葉に詰まってしまったりします。
無理に繕わずに、素直に答えるようにしましょう。
企業側の担当者として、複数人ある場合もあります。
その場合は、順番に質問されることもあるので、質問される時間は必然的に長くなる傾向があります。
エージェントを利用している場合は、想定質問を教えてもらうこともできます。
想定される質問は事前に解答内容をある程度決めておきましょう。
4. エンジニアから案件担当者への質問
最後に、エンジニアから企業側担当者に向けて質問をします。
全く何もないというのは、興味がないと判断される場合があるので、1つ以上は質問するようにしましょう。
案件紹介を受けた内容に関することや、作業環境についてなど、聞いておきたいことがあれば、チェックしておきましょう。
案件紹介時に、メモを取っておくといいでしょう。
エンジニアが事前にしておくべき準備
1. スキルシートのブラッシュアップ
企業側の方はスキルシートを持って商談を行います。
事前に渡すスキルシートに誤字が多かったり空白が多かったりすると、印象があまり良くありません。
スキルシートは事前に経歴を洗い出して、きちんとブラッシュアップしておきましょう。
スキルシートに誤ったことが書いていると、そこから質問する企業担当者との間に話の誤解が生まれてしまいます。
そのような事態を避けるためにも、スキルシートはとても重要なものです。
2. 商談先企業や案件の事前確認
商談前に、商談する企業のホームページや案件内容も検索して見られる場合があります。
事前に企業や案件の情報やイメージを知るためにも、事前に調べておきましょう。
商談時に説明してくれる内容がほとんどだと思いますが、事前に知っているのとそうでないのでは違います。
商談時に焦らないためにも、事前にできる限り調べておきましょう。
3. 質問が予想される内容の想定回答を考えておく
エージェントを利用していると、企業からのよくある質問事項を教えてくれる場合が多いです。
企業側としても、参画してもらうエンジニアに対して気になることはある程度絞られています。
想定通りの内容で聞かれなくても、想定質問と似たようなことを聞かれている場合も多くあります。
なので、想定質問で回答を備えておくと商談時の受け答えがスムーズにできるでしょう。
まとめ
案件に参画するための商談では、流れや質問などある程度決まっていることが多いです。
事前に準備しておくことで、気持ちの面で落ち着いて商談に臨むことができます。